
あしたじゃない。ずっとをつくる。
いのちを脅かす、気候変動や生物多様性の危機といった環境問題。そして、くらしを揺るがす、経済格差や地方の衰退といった社会問題。
こうした問題の多くは、これまでの文明が生み出したもの。だとすると、これまで通りの考えだけでは解決できません。
いま必要なのは、世界をつながりの中でとらえ、統合的な視点で持続可能な社会をデザインすること。そして、実践を通してカタチにすること。そのための学びがある。場がある。人がいる。
武蔵野大学サステナビリティ学科、はじまる。


サステナビリティ学科の3つの特徴
持続可能な社会と環境をデザインし実現する力を身に付けることを目指しているサステナビリティ学科の3つの特徴を紹介します。


具体的なスキルを獲得できるカリキュラム
環境統計、環境計測、測量、環境配慮設計、カーボンマネジメントなどについて自ら考え、行動に移せるスキルを実践的に学びます。
仲間と共に社会をつくることを通じた学び
持続可能な社会をつくる鍵は、共創する力です。本学科の学びの中心は、学生が頭と体を使って主体的・実践的に学ぶ「サステナビリティプロジェクト」であり、1週間に400分をあてます。
7:1(学生および教員比率)
教員1人当たりの学生数(各学年)は約7人であり、一人ひとりの成長をしっかりサポートします。

社会と環境をデザインし実現する力を身に付ける2つのコース
本学科では文理融合型カリキュラムを採用し、サステナビリティを推進する能力を身に付けられるよう 2 つのコース(履修モデル)を用意しています。自分の興味関心、希望する進路に応じてコースを選択することができます。「ソーシャルデザインコース」では、多様な人との協働によりサステナビリティを推進する仕組みや事業をデザインし実行する力を身に付けることができます。「環境エンジニアリングコース」では、環境調査や分析、設計など工学的な方法により環境問題の解決策を検討し、提案する力を身に付けることができます。

学生のプロジェクトや学びの例
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ゼロカーボンを目指す企業のCO2削減戦略を考える
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再生可能エネルギーを使った脱炭素と地域の活性化を提案する
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東京臨海エリアをフェアトレードタウンにする
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地域通貨を使った社会経済活性化の社会実験
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コミュニティ農園で人や自然とのつながりをデザインする
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環境心理学の知見を用いて環境配慮行動促進方策を考える
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AIを用いて資源利用やリサイクルを高度化する
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住宅・建物の再生や脱炭素化、SDGsを支援する
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都市のヒートアイランド対策を考える
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海洋ごみ回収装置を設置し、ごみの実態を調査する
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安全で持続可能な飲料水のインフラを考える
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都市の緑化やランドスケープをデザインする
など

実社会をフィールドにした活きた学び「サステナビリティプロジェクト」
本学科では実社会の「 本物 」の課題に向き合うプロジェクトをカリキュラムの中心に置いています。1年次から3年次にかけて行う必修科目「 サステナビリティプ ロジェクト 」では、現実社会の課題を見つけ、その解決に挑戦します。企業や地域社会と連携し現実社会の課題を解決する実践型プロジェクトや、課題解決の前の 先進的な研究を行う探求型プロジェクトがあります。「サステナビリティプロジェクト」には1週間に400分の時間があてられており、まさに本学科の学びの中心となります。座学など他の専門科目は、プロジェクトと有機的につながっており、プロジェクトに必要な知識や考え方、スキルを専門科目で学ぶ形となります。
*上記写真はサステナビリティ学科の前身「環境システム学科」での活動の様子です。
学びの様子
サステナビリティ学科での学びの日常を、スライド形式で紹介します。クリックすると大きくなります。随時更新。撮影:秋山まどか
教員紹介
サステナビリティ学科での学びをサポートする教員をあいうえお順に紹介します。
